【初心者必見】健康診断前日に食べるコンビニ外食は?注意点も紹介

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「健康診断前日の食事、なにを食べたらいいのだろう」
そう迷ったことはありませんか?
健康診断前日は、脂っこいものを避けて消化のよい食事を選べばOKです。
忙しい人でも実践できる食事の選び方を紹介するので、健康診断案内に書かれた注意事項と合わせて読んでくださいね。

健康診断前日の食事で気を付けるポイント

健康診断前日は低脂質・消化のよい食事と刺激物を避けることが基本です。
前日の食事や飲み物は検査結果に影響することがあるため、注意が必要です。
特に次の3つのポイントを意識しましょう。

  1. 消化の良いものを10時間前までに食べる
  2. 飲みものは水かカフェインゼロ飲料を選ぶ
  3. 禁酒する

次からそれぞれのポイントについて詳しく紹介します。

ポイント1 消化の良いものを10時間前までに食べる

消化に良いものを健康診断開始の10時間前までに食べることです。
健康診断案内書の注意事項に記載がある場合はそちらに従ってください。
10時間前までとされているのは、中性脂肪(TG)の数値に影響する可能性があるためです。
中性脂肪は食事の影響を受けやすく、空腹時とそうでない場合で基準値が異なっています。
では、具体的に避けたい食事と消化のよいおすすめの食事を紹介します。
出典:e-ヘルスネット/厚生労働省

健康診断前日に避けたい食事

避けたい食事は、脂質が多い食事塩分が多い食べものです。
脂質は消化に時間がかかるため、血液検査の数値に影響を及ぼしやすいんです。
塩分が多い食べ物はむくみの原因となるため、体重が変動します。
胃カメラとバリウム検査、大腸内視鏡検査が対象の人は食物繊維が多い食材も避けましょう。
食物繊維が多いと消化に時間がかかり、胃や大腸に食べ物が残ってしまい正しく検査を受けられないことがあります。
次のような食品は避けましょう。

主食ラーメン、カレーライス、菓子パン、総菜パン
主菜揚げもの(からあげ、コロッケ、天ぷら)
脂の多い肉(バラ肉、霜降り肉、ソーセージ、ベーコン)
そのほか激辛料理、スパイスカレー、中華料理、火鍋
間食ケーキ、クッキー、フィナンシェ、アイスクリーム、ポテトチップス
食物繊維が多いわかめ、きのこ類、そば、玄米、ひじき、根菜類(れんこん)、みかん
*食品成分データベースより算出

健康診断前日におすすめの食事

おすすめの食事は、胃に負担がかかりにくく消化が早いものです。
消化が早い食事を選ぶことで、血液検査の数値が正確に出やすくなります。
温かい料理は消化器官を温め消化を促進する効果があるんですよ。
例えばうどんを選ぶ場合は、冷やしうどんよりも温かいうどんを選んでみましょう。
食事に迷ったら中華料理や韓国料理など脂質と刺激物が多いものより定食スタイルの和食を選んでみてください。
果物は食べ過ぎると消化に時間がかかるため、手のひらにおさまる量を選んで食べてくださいね。

主食白米、うどん、春雨
主菜白身魚(蒸す、焼く)、鶏肉、豆腐、納豆、たまご
副菜じゃがいも、白菜、きゃべつ、かぼちゃ、ほうれん草
果物りんご、バナナ、桃など
そのほか牛乳、乳製品

ポイント2 飲みものは水かカフェインゼロ飲料を選ぶ

飲みものはカフェインゼロと書かれたお茶、コーヒーを選びましょう。
食事だけでなく飲みものも血液検査や尿検査に影響を及ぼす可能性があります。
特にカフェイン砂糖入り飲料を避けましょう。

健康診断前日に避けたい飲みもの

具体的に避けたい飲みものを紹介します。

カフェインが含まれている飲みものエナジードリンク、眠気覚まし用飲料、コーヒー、玉露、抹茶粉末、紅茶、せん茶、ほうじ茶、ウーロン茶、玄米茶1
砂糖入り飲料ジュース、清涼飲料水、炭酸飲料、スポーツ飲料、100%野菜飲料、100%果物飲料

カフェインを過剰に摂取した場合、心拍数の増加不眠、消化器官の刺激により消化不良下痢吐き気を引き起こす可能性があります。2

砂糖入り飲料、特に果糖ブドウ糖液糖を含む飲料を摂取した場合、血糖値の急上昇中性脂肪の増加を招くといわれています。
厚生労働省のプログラムでは、果糖ブドウ糖液糖を含む清涼飲料水、ジュース、アメ、ガムは血糖値や中性脂肪に直接影響するため摂取を控える記載があるんです。3
健康診断前日の過剰摂取は数値に悪影響を及ぼす可能性が高いため避けましょう。4

プロテイン飲料は飲んでもいいの?

日常的にプロテイン飲料を飲んでいない人は前日に摂取するのは控えましょう。
逆に日常的に飲んでいる人は、健康診断を受ける病院またはクリニックに相談してくださいね。
プロテイン飲料はたんぱく質を多く含み、過剰摂取することで消化不良腎機能の数値に影響を及ぼす可能性があります。

ポイント3 禁酒する

健康診断前日は禁酒しましょう。
理想は検査の24時間前から禁酒することです。
肝臓がアルコールを分解する時間は、日本酒1合(純アルコール約20g)で約3時間かかるといわれています。
そのため夜遅くの飲酒は、採血検査で中性脂肪、肝機能(γ-GTP)、血糖値の数値に影響します。

お酒を飲んでしまったとき、何時間前までなら大丈夫?

飲み会などで1杯だけ飲む場合、純アルコール20gにとどめましょう。
純アルコール20gの分解に約3時間かかるといわれています。
それ以上の量は分解に時間を要し、翌日に影響を残しやすくなります。
以下の量を参考にしてくださいね。

お酒の種類ビール(5%)清酒
(15%)
ウイスキー(43%)焼酎(35%)ワイン(12%)
目安量ロング缶1本
(500ml)
1合(180ml)ダブル(20ml)0.5合(72ml)1杯(120ml)
主な酒類の換算の目安/厚生労働省

前日の食事の選びかた

避けたい食事とおすすめの食事がわかりましたか?
では、実際の生活スタイルに合わせた食事の選びかたを紹介します。
自炊、外食、コンビニ・スーパー、飲み会の4パターンから自分に合ったものを選んでくださいね。

自炊編

消化に良く、中性脂肪や血糖値を上げにくいメニューを選びましょう。
せいろ蒸しや、フライパン1つでできるホイル蒸しがおすすめです。
消化に良いものは夜中におなかがすいてしまうため、鶏むね肉ゆで卵など噛みごたえがあり腹持ちが良いものを選んでみてくださいね。

ちなみに、たまごは調理方法によって消化にかかる時間が異なることを知っていますか?
ゆで卵と卵焼きが1番消化に時間がかかるといわれているなかで、咀嚼回数が多く食後の満足感がある固ゆで卵をおすすめします。
出典:e-ヘルスネット/厚生労働省

外食編

外食では、定食やうどんなど、脂質が少なく消化のよいメニューを選ぶのが基本です。
たんぱく質をとると腹持ちもよくなりますよ。
筆者おすすめのチェーン店は、大戸屋、やよい軒、丸亀製麺です。
栄養成分が表示されているため、メニューを選びやすいのが理由です。
比較的脂質が少なく、前日でも選びやすいメニューの例を紹介します。

大戸屋/すけそう鱈と野菜の黒酢あん
脂質をおさえつつ、野菜もとれるたんぱく質22.6g、脂質17.4g、糖質125.0g

  • 脂質をおさえつつ、野菜もとれる

やよい軒/しまほっけ定食
たんぱく質50.7g、脂質21.3g

  • たんぱく質が多く、満足感がある

丸亀製麵/明太釜玉うどん(温)
たんぱく質17.4g、脂質7.4g

  • 温かく消化によいメニュー

※メニューは店舗や時期によって変わる場合があります。

うどんを選ぶ場合は、かき揚げや天かすなど脂質の多いトッピングは控えめにしましょう。

コンビニ、スーパー編

「コンビニやスーパーで簡単にすませたい」
そんな時も消化によい商品を選ぶと脂控えめの食事にすることができますよ。
ぜひ以下の健康診断セットを真似して買ってみてくださいね。

  • 鮭おにぎり(玄米、雑穀入りは消化に時間がかかるため避ける)
  • 肉じゃが、焼き魚
  • ゆで卵、茶わん蒸し
  • 野菜スープ、具沢山みそ汁
  • カフェインゼロのルイボスティー、水

温かいスープやみそ汁をつけることで野菜を摂取し、消化を助けながら満足感も得られます。
飲みものはカフェインゼロの記載を確認しましょう。

飲み会編

健康診断前に飲み会があっても大丈夫。
飲み会中だけでなく、前後の工夫で血糖値や脂質の上昇をおさえられます。

  • 前日は食事半分に減らす
  • 当日の朝食と昼食をとる
  • ノンアルコールで楽しむ
  • 野菜→肉、魚→ごはんの順で食べる
    きゅうりの漬物、梅水晶、ささみのサラダ→焼き鳥(塩がおすすめ)、鍋→おにぎり、お茶漬け1杯
  • 揚げ物や脂っこい中華料理は避ける
  • 飲み会後は水を飲む

そのほかに気を付けること

食事以外に気を付けることは、普段通りの生活を心がけることです。
具体的に気を付けるポイント4つを紹介します。

1.過度な運動は避ける

普段運動している人も、強度を下げて人と会話のできる程度のウォーキングなどに留めましょう。
ランニング、筋力トレーニング、水泳などの高強度の運動を行うと、尿酸値や肝機能を上げる原因になります。
健康診断前日の夜から当日の朝は我慢して、健康診断が終わったら再開するようにしましょう。

2.夜更かしせず十分な休息をとる

睡眠不足は、血液検査尿検査に影響を及ぼす場合があります。
いつもより長く睡眠をとる必要はありませんが、普段通りの生活リズムを心がけましょう。

3.薬、サプリメントの摂取は前日まで

持病のかたはあらかじめ主治医へ相談してください。
ビタミン類などのサプリメントは、尿検査の数値に影響を及ぼすため前日から摂取は控えます。
特にビタミンCは水溶性ビタミンのため、摂取後約2時間で尿中に出始めます。
1日の摂取量が100mgを超えると尿中に排出され始めることが確認されているので、サプリの含有量も合わせて確認してみましょう。
出典:日本人の食事摂取基準/厚生労働省

4.タバコは前日は極力控え、当日は禁煙する

喫煙は血圧検査に影響を及ぼすため、健康診断前日から禁煙を心がけます。
タバコに入っているニコチンにより欠陥が収縮し、一時的に血圧や心拍数が上昇します。
また、タバコの煙により胃が活発化するため、バリウム検査や胸部X線検査で正確な撮影ができないことがあるので、控えるようにしましょう。
当日は必ず禁煙してくださいね。
出典:特定健診・特定保健指導における禁煙支援/厚生労働省

よくある質問

「食事や生活を気を付けて結果がよくなるの?」
といったよくある質問を集めました。
最後にこちらをチェックして健康診断に臨みましょう。

質問1 絶食、絶飲したら結果は良くなる?

前日から24時間絶食、絶飲しても結果は良くなりません。
10時間以上の絶食が基本のため24時間絶食しても問題ではありませんが、大きく結果に出ることはありません。
10時間以上絶食する目的は、血液中の中性脂肪や血糖値を正確に測定し、腹部検査の精度を確保するためです。
食事による血中成分の変化をなくすことなので24時間絶食しても効果は薄いです。
逆に空腹によって体調が悪くなってしまう可能性があるため、食事をとるようにしましょう。

質問2 前日やることで結果が良くなる項目はある?

前日だけで結果が良くなる項目はありません。
しかし、体重は変動する可能性がありますよ。
体重が減少する場合、1日で減った量は水分であり、残念ながら脂肪が減ったわけではありません。
むくみをとるよう入浴や水分補給を心がけるとその分の体重減少は効果として出る可能性があります。
しかし、質問4にあるサウナやマッサージは検査数値に影響を及ぼすため控えましょう。

質問3 当日、水は飲んでいいの?

当日は受診の2~3時間前までに、コップ1杯の水や白湯はOKです。
糖分やカフェインを含む飲みものは避けましょう。
カロリーのないものは検査数値に影響を与えにくいため摂取可能とされています。

質問4 サウナやマッサージに行っていいの?

前日にサウナやマッサージへ行くことは控えましょう。
正確な検査結果を知るために避けることが推奨されます。
サウナによる脱水や、マッサージによる筋肉と皮膚への刺激によって血液検査に影響する可能性があります。
しかし、入浴は禁止されていませんのでぬるめのお湯にゆっくり入って疲れをとりましょう。

まとめ

健康診断前日は、低脂質で消化のよい食事を選び、アルコールやカフェインを控えることが大切です。
前日の過ごし方を少し意識するだけで、より正確な検査結果につながります。
注意点を守らないと、本来の体の状態と異なる結果が出たり、異常や病気を見落としたりする可能性があります。
自炊ができなくても、コンビニやスーパーで食事を揃えることは可能です。
できることから取り入れて、安心して健康診断に臨みましょう。


  1. 既存添加物名簿/公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
    https://www.ffcr.or.jp/tenka/list/post-12.html?OpenDocument ↩︎
  2. カフェインの過剰摂取について/農林水産省
    https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html ↩︎
  3. 標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)
    https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001067225.pdf ↩︎
  4. 果糖摂取が血中の中性脂肪値に及ぼす影響について/南九州大学
    https://www.nankyudai.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/ea1768f5079131a40b50f715f86d67ad8eecaa76.pdf ↩︎

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